春が来ました 心と体のバランスとれてますか?(2025.04)

春は、新たな始まりを感じさせる美しい季節ですが、同時に私たちの心と体に様々な変化をもたらす季節でもあります。気温や環境、日照時間の変化などが複雑に絡み合い、心身のバランスを崩しやすくなるのです。その対策として運動する、休息をとる、バランスのとれた食事をするが大切です。その中で今回は食事についてお話しします。
●春にバランスのとれた食事をとる重要性
①体調管理:春は寒暖差が大きく、自律神経が乱れがちです。バランスの取れた食事は、自律神経を整え、体調を維持するのに役立ちます。
②免疫力向上:春は花粉症や風邪など、体調を崩しやすい要因が多い季節です。免疫力を高めるためにビタミンやミネラルを豊富に含む食事を心がけましょう。
③気分の安定:春は環境の変化によるストレスを感じやすい時期です。栄養バランスのとれた食事は、気分の安定にもつながります。
●春にとりたい栄養素とおすすめの食材
①ビタミンB群:エネルギー代謝を高め疲労回復を助けます。豚肉、レバー、玄米など
②ビタミンC:免疫力を高め、抗酸化作用があります。イチゴ、菜の花、ブロッコリーなど
③ビタミンD:免疫力向上や骨の健康維持に役立ちます。魚介類(鮭、鯖など)、きのこ類
④食物繊維:腸内環境を整え、便秘解消に役立ちます。旬の野菜、海藻類、きのこ類など
⑤タンパク質:体を作る上で重要な栄養素です。肉、魚、卵、大豆製品など
●旬の野菜は栄養価が高く春の体調管理に最適です
ちなみに、春の野草には、冬の間に蓄積した毒素や老廃物を排泄して消化や血行、新陳代謝を促し、貧血や冷え症の予防になるものもあります。
春野菜:アスパラガス、タケノコ、新玉ねぎ
春の野草:よもぎ、つくし、タラの芽、こしあぶら など
春の食材を取り入れることで食卓を彩りながら、バランスのとれた食事で心身が健やかな毎日になるように過ごしましょう。