JA島根厚生連では、JAグループ島根一体となって農家組合員・役職員、地域の皆さまの健康を応援するとともに、元気で活力ある地域づくりに貢献するため、JAしまね各地区本部および保険者・事業所から委託を受け、健康診断・人間ドック等の健康管理活動を実施しています。
当会が実施する各種健診・検査は、精度管理に努めるとともに島根・鳥取大学医学部や行政等関係機関からの指導により信頼を得ています。また、健診情報システムにより検査データは内部で管理され、迅速な結果処理に努めています。
検診・検査
特定健診・事業者健診の他、各検診・検査を実施しています。
マンモグラフィ乳がん検診
乳がんの現状
- 40~50歳代に多いことが特徴です。
- 女性のがんの罹患率1位は、乳がんで、生涯で乳がんに罹患する確率は6%(16人に1人)です。
- 40~50歳代の女性のがん死亡原因で、一番多いのが乳がんです。
40歳以上は2年に1回、検診を受けましょう
- 乳がん検診にはマンモグラフィを用いるのが国際標準です。
- がん組織が早期がんと診断される5mmから、進行がんと診断される2cmになるまでには平均して約30か月かかると言われています。
2年に1回受診することで、前回の検診後に新たにがん組織が出来たとしても早い段階で発見することができます。
がん検診と月に1回の自己検診が大切
- マンモグラフィに写らない部位のがんや、成長速度の速いがんを見つけるには、毎月1回の自己検診が大切です。
- 乳がんは、唯一自分で見つけることができるがんです。
- 2年に1回のマンモグラフィによる乳がん検診と毎月1回の自己検診により乳がんを予防しましょう。
マンモグラフィ検診の特徴
- 専用のマンモグラフィ装置を使って検査します。検査時は乳房を専用台で圧迫して(挟んで)撮影します。
圧迫することで乳房の被ばくを抑え、より微細な異常を映し出します。 - しこりとして触れない、ごく初期の乳がんサインである石灰化沈着を発見することが出来ます。
この検査で発見される乳がんの70%以上は早期がんです。
→ 早期乳がんは9割以上が治ると言われています。